[超実践]ターゲット顧客の効果的な決め方

あなたのターゲット顧客像が定まっていないならば、今日、わたしが決めて見せます。

ビジネスは“人”から始めなければならない。
マーケティングをかじれば、顧客分析は避けられません。
でも、その“人”って誰? に対して、きちんと応えてくれる書籍や教材はかなり少ないです。
どれもこれも、それはあなたのビジネス次第とか、そこを分析するのがあなたの仕事、といった感じです。
今日は、このマーケティングの冷たさに挑戦します。

あなたのターゲット顧客像が定まっていないならば、今日、わたしが決めて見せます。

さて、そのためにも、人口統計学的なマーケティングのハナシをします。
そういったら、もう読む気をなくすでしょうか?
安心してください。
簡単ですし、速効性もあります。
もちろんスモールビジネスでも使えます。
むしろ、スモールビジネスこそ、きちんと使うべきことかもしれません。
では、はじめましょう。

団塊世代、という言葉はご存じかと思います。詳しい説明は省きますが、1947年から1949年生まれの世代。つまり今年(2014年)でいえば65歳~67歳の方たちです。
日本の個人消費を誰がリードしているか? これは昔もいまも変わらず団塊世代です。人数が違います。
団塊世代が学生になれば、学生向けの市場が伸び、就職すれば就職関連市場が伸び、結婚すれば結婚市場が伸びといった具合です。
子供ができれば、車を欲しがれば、家を欲しがれば・・・、といった具合です。
もちろん市場が伸びても、この団塊世代に受け入れられるような商品・サービスが伸びるわけですが。

さて、いきなり結論です。
あなたのビジネスのターゲット顧客像が決まっていないならば、団塊世代を狙ってください。これが最も確実です。

「うちはB2Bビジネスで、団塊世代なんてみんな定年していますが・・」という方は、B2Bは、B2B2Cだ、ということを思い出してください。B2B2B2B2Cでも同じです。最後のCを団塊世代になるように、お取引先に、団塊世代をターゲットにした商品・サービスを展開しましょう、といった提案をしてください。

さて、団塊世代をターゲットにする、私なりのよいところベスト3です。
3位、コンセプトが作りやすい
2位、人数が多い
1位、消費への抵抗が少ない

ちょっとだけ解説します。
実践面で取り入れるならば・・・
コンセプトについては、これまで団塊世代向けに作られたコンセプトはネットで調べればすぐに出てきます。これらを踏まえつつ、加齢にあわせて、どうアレンジしていくかがポイントでしょう。
人数が多いについては、説明は不要ですよね。
消費への抵抗が少なさについて、超実践といったからには極めてシンプルに。お金を出す世代ということです。
自分の分を買ったら、ついでに娘に買っていこうというありがたい世代です。

団塊世代は、男性もいれば女性もいます。女性もいれば男性もいます。
スモールビジネスは、後だしジャンケンで十分です。
いま、なにが、団塊世代に受けているのかを注視して、追従してください。

「いやいや、そんなの絶対無理だって。団塊世代なんてまったく関係しないもの」という方は、もし本当にそれが事実であるならば、団塊世代の子供の世代、そして孫の世代を狙ってください。この層の背景にある隠れた財源が、団塊世代だったりするからです。

あなたのターゲット顧客像は決まったでしょうか?

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