目標未達成を予防する方法2
3月が終わります。
会社の会計年度はさておき、学校などが4月はじまりなので、
やはり3月は年度末という印象が強いのではないでしょうか?
さて、今日から3カ月前まで時計を巻き戻してみましょう。
2013年大晦日。
もうちょっと出来たのでは、と反省はありましたか?
そして2014年の新年の抱負。
今年はこれをやるぞ、と気持ちも新たに自分に誓ったことはありますか?
3カ月が経ちました。今年の4分の1が終わります。
進み具合はどうでしょう?
もし、「ばっちり!」という答えでないとしたら、
今日の話は役に立つかもしれません。
2月の末も、こんなハナシをしましたね・・・。
そのときは、
「目標が未達に終わる理由の、最も一番の理由は、忘れているから」
というハナシをしました。
(詳しくは「目標未達成を予防する方法」をご参照ください)
さて、今回は・・・
思い切って時計の針を1年前まで戻してみてください。
昨年、2013年の3月31日です。
どんなことを考えていたでしょうか?
きっと「(昨年の)4月からあれをするぞ、これをするぞ」と
思ったことがあったかと思います。
それから1年、悔しい思いをしたかもしれませんし、
新しいよい出会いがあったかもしれません。
会心のヒットを飛ばしたかもしれないですね。
そうして1年、いろいろな紆余曲折があり、
いくつかの軌道修正をしながらも、
今日に至っているワケです。
さて、あなた自身や、あなたのビジネスに、
それ相応の投資(金銭投資以外も含めてです)を
していれば・・・
結構、できることや、よくなっていることは
増えているのではないでしょうか?
それは、直接的なビジネス上の成果かもしれませんし、
新しい(成長した)スキルや考え方なのかもしれません。
もしくは新しい(強化された)人脈かもしれません。
もし、そういったものが、ひとつでも思い当たるのでしたら、
それを自信として思い起こしましょう。
「まぁ、1年やったし、それくらいはね」と思う必要はありません。
漫然と、なんの成長もなく1年を過ごすひとは、かなりの数います。
あなたが狙ってか、偶然かはさておき、
なんらかの“行動”や“意思決定”をすることで得た
その成果は、あなた自身の内で、誇るべきものです。
昨年できたのでしたら、今年はもっとできる「可能性」はありますよね。
確かに、今年は昨年よりは逆風が吹くことでしょう。
それでも、関係はありません。
あなたには、もっとできる可能性は十分にあります。
そのためにも、世間一般の常識には反しますが、
「目標」にあまりこだわり過ぎないことです。
「目標」の前提にあるのは、「目的」ですよね。
「目的」さえブレなければ、「目標」がぶれたっていいじゃないですか。
理念 → ビジョン → 戦略 → 戦術
と同じように、
目的 → 目標 → 手段
です。
マーケティングをやっていれば、
戦略の練り直しなんてしょっちゅうです。
あなたが昨年度に得た成果を思い出してみてください。
実は、当初の目標とちょっとずれたところにあったりしませんか?
ただ、それでOKなのは、同じ目的に向かって意味のあることだからです。
ひとつ目のドアが閉まっていたら、ふたつ目のドアが開いている。
これは、よくあることです。
昨年度より成果を残したいならば、
あなたがやることはシンプルです。
昨年度よりも積極的に“行動”や“意思決定”をしてください。