行動出来ないモードを克服する方法
ヒトの悩みの解決方法は、実にシンプルです。
困った、困った、といっているヒトに、
「そういった悩みなら、○○をしたら」と
アドバイスをしてみてください。
約8割は「それは、もう“知って”いる」と
返ってくることでしょう。
どうすればよいかは、実は、本人自身が
わかっているのです。
ダイエットをしたいならば、
食事制限・適度な運動・規則正しい生活・・・
そんなことは、知っているのです。
やれば、効果があることも知っているのです。
傍からみれば、
「じゃあ、やれば」
という状態です。
でも、彼ら彼女らは、行動しません。
さて、法人(ビジネス)の悩みも同じです。
ビジネスオーナーが、
本当にどうしたらよいか、わからなくて悩んでいる、
というケースは、実は稀です。
ほとんどのケースでは、どうすればよいかは、わかっています。
少なくとも、どこから情報を得るべきか/誰に相談するべきか、
については理解しています。
このスキルを身につければよいとか、
こういうジャンルの本を読めばよいとか、
こういう専門家がいるからそのヒトに相談すればよいとか・・・
でも、行動できません。
あなたも身に覚えがあるのではないでしょうか?
なにを隠そう、私もしょっちゅう行動できないのです。
行動できない理由(いいかえれば言い訳)の分析は、
横に置いておいて、今日は、
この「行動出来ないモード」を克服する方法
についておススメをご紹介したいと思います。
極めて、シンプルです。
1.行動せざるを得ない状況を作るにはどうしたらよいか考える。
2.その状況を作るために、気力を振り絞ってちょっとの行動をする。
これができたら、後は「やらなくてはならないモード」に入れます。
「その行動せざるを得ない状況ってどうやって作るの」ですか?
結論からいうと、「“言い訳が通じない”自分以外のヒトと約束」してください。
一番、手っ取り早いのが、「予約」or「申込み」です。
例えば・・・
・商談ならば、打ち合わせのアポを取るとか。
・広告を打つならば、広告代理店等に予約するとか。
・セミナーや展示会を開催するなら、会場を予約するとか。
あとは、あなたの中にある、
行動しないと「恥をかく」とか、「申し訳がたたない」とかいう感情が、
あなたに行動するように助けてくれます。
繰り返します。
「“言い訳が通じない”自分以外のヒトと約束」だけを、
気力を振り絞って行ってください。
「行動出来ないモード」が訪れるたび、
試してみてください。