ここで手を抜くと儲け損なう

先日、買い手の立場で、ある商品を買った(買おうとした)のですが、
ちょっと残念なことがあり、おカネを払わずキャンセルしました。
結構な額でしたので、売り手はカナリ儲け損なったことでしょう。

どんなビジネスでも、売ることはカンタンではありません。
ですから、
「売れたー」と思った矢先に、
「やっぱりイラナイ」と言われるのは、
かなり避けたい事態だと思います。

身近な例でたとえてみると・・・

あなたがレストランに入ったとします。
メニューを注文して、待っています。
待てども、待てども、注文した料理は届かない。
・・・どう思いますか?

はたまた、

あなたは、コンビニとか小売店で、カゴに商品を入れて、
レジに向かいました。
すると、レジ打ちのスタッフの態度が悪く、
コミュニケーションもままならない。
・・・どう思いますか?

「もう要りません」

とはならないでしょうか?

買い手の立場では、不満が募り、
売り手の立場では、この上ない損失です。

どうして、こういうことが起こるのでしょうか?

それは、個別具体的なケースを突き詰めると、
売るまでに注意を払うあまり、
売った直後に油断をしているから、
です。

・よい評判
・よいクチコミ
・リピート

これらはすべて、売った“後”、
つまり、
“お客様の購買後の印象・感情”
によって、
もたらされるものです。

・問い合わせを無視する
・スグに○○するといって、スグ○○にしない
・(低レベルですら)相手の意図をくみ取らない

売り手にとっては、ちょっとした手抜きかもしれませんが、
買い手にとっては、致命的な売り手不信に繋がります。

売るためのエネルギーと同じだけのエネルギーを、
売った後にも注ぎましょう。

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