動画マーケティング、これからの活用法3
引き続き、動画マーケティングについてです。
昨日までのことを真面目に取り組んでいれば、
動画をどのように見てもらうのか、そして、
動画を見てもらった後、どのような行動をとってほしいのか、
について、ある程度のカタチになっていることと思います。
一番シンプルな例では、
1.Webサイト上で動画の埋め込みをみつける
↓
2.動画を視聴する
↓
3.その商品/サービスに申込む
などです。
1.の動画をどのようにみてもらうかの選択肢は複数あってよいでが、
3.の動画を見てもらった後に期待する結果は、1つだけに固定してください。
では、そろそろ肝心な動画の内容に入っていきたいと思います。
内容といっても、最初に“動画というのはメディアの変換”と
お伝えしているので、本当の内容をどうするかは、
あなたが動画に変換したい内容次第になります。
とはいえ・・・
これからマーケティングのための動画を撮ろうとするならば、
その最初の質問は
「動画の長さはどれくらいが適切ですか?」
ではないでしょうか?
この答えについては、マーケティングの先人達が出した
セールスレターの長さについての回答がそのまま使えます。
結論からいうと「必要な情報をすべて伝えきるのに十分で、そのなかで一番短い」です。
営業マンを出撃させる際に「いいか、○文字以上は話すなよ」と命令しないのと同じです。
では、やりがちな誤解をご紹介します。
『○分以内にしなければいけない』
20年以上前、ポップスの楽曲の長さはどれも3~4分程度でした。
これは長すぎるとラジオで流してもらえないからです。
またテレビCMは15秒単位で作られています。
ですからテレビCMならば20秒の動画というのは作れません。
さて、あなたが作ろうとする動画に上記のような制約はあるでしょうか?
『長すぎると最後までみてもらえない』
これは、まさにその通りなですが、
そもそも興味がないヒトに
最後までみてもらう必要があるのでしょうか?
ことセールス用途のハナシになりますが、友人の事例をご紹介します。
ある申込を促すために長い動画と短い動画でテストをしました。
短い動画は、最後までみてくれたヒトの数は多かった。
しかし、期待する結果である申込にはあまり結びつかなかった。
長い動画は、最後までみてくれたヒトの数は極端に少なかった。
しかし、その最後までみてくれたヒトのほとんどは申し込んだ。
という結果になりました。
具体的な数字を明かすことはできないのですが、
つまり、長い動画の方が期待する結果を得やすい
イコール効果があるということです。
長くなりそうなので続きます。