ビジネスで凹んだときの処方箋
ビジネスをしていれば、上手くいかないこともあります。
お客様からお叱りを受けるといったレベルを超えたクレームを受けるとか。
マーケティングでいえば、成功を確信したプロモーションが大コケするとか。
そういった事態は、よくあることです。
儲かっているトコロほど成功ばかり、
儲かっていないトコロは失敗ばかり、
と思いがちですが、実際は逆です。
儲かっているトコロほど失敗ばかり(ときどき成功)で、
儲かっていないトコロはなにもしないだけ
(成功も失敗もしない)なのが現実です。
とはいえ、
上記のことをアタマで分かっていたとしても、
やはり凹むときには、凹みます。
別な言い方をすれば、自信が揺らぐときがあります。
ビジネスにおいて(それ以外でもそうですが)、
なにかを遂行するときに、自信はとても重要です。
もちろん過信はいけません。
ここでいうのは健全な自信です。
さて、自信が揺らいだ状態でビジネスを続けると
どのようなことが起こるでしょうか?
サッカーで例えれば、
「またチャンスで外すかも。俺にパスを出さないでくれ」と、
密かに思っているエースストライカーを試合に出すようなものです。
残念ながら、待っているのは、更なる自信喪失です。
揺らいだ自信は、速やかに回復しなければなりません。
ボクシングで例えれば、
セコンドはインターバル(休憩)の間
「お前ならやれる」と、ボクサーに檄を飛ばします。
映画ロッキーを思い出してください。
さて、ちょっと脱線しましたが、
ビジネスでも同様に、自信が揺らいだら
速やかに回復しなければなりません。
コーチのようなひとがいれば、その方から活を入れてもらうのも
よいでしょう。
そんなコーチとかいないから、という方へは、
とっておきのお薦めの方法があります。
それは、「お客様からの感謝状」を読むことです。
そこに記されているのは、
あなたの提供する商品・サービスが有益であるという証拠であって、
あなたが世の中の役に立っているという証拠です。
前にできたのですから、今度もできます。
少しは自信が回復しましたか?
それと蛇足ですが、お客様からしたら、あなたが落ち込んでようと、
困っていようと、あまり気にしてはいません。
よい商品・サービスを提供し続けてくれていれば、それでよいのです。
むしろ、あなたが陰鬱な雰囲気を出していることで、
「あまり近づきたくないな」と思われることを考えれば、
マイナスにしか働きません。
さっさと回復しましょう。