目標未達成を予防する方法
2月が終わります。
今年は記録的な大雪が2週に渡って降ったり、オリンピックがあったり、
騒がしい2カ月だったように思います。
さて、今日から2カ月前まで時計を巻き戻してみましょう。
2013年大晦日。
もうちょっと出来たのでは、と反省はありましたか?
そして2014年の新年の抱負。
今年はこれをやるぞ、と気持ちも新たに自分に誓ったことはありますか?
2カ月が経ちました。今年の6分の1が終わります。
進み具合はどうでしょう?
もし、「ばっちり!」という答えでないとしたら、
今日の話は役に立つかもしれません。
目標が未達に終わる理由の、最も一番の理由は、忘れているからです。
年始に立てた目標を、すらすら言えないとしたら、
それは忘れていることと同じです。
日々、意識できていない目標の達成は難しいです。
では、どうすればよいでしょう?
よくいわれる方法は、「紙に書いて、目につくところに貼っておく」です。
わたしもこの方法は推奨します。
もう、実践されている方もいるかと思います。
まだの方は、とても簡単です。
目標を紙に書いて、日々、目につくところに貼るだけです。
5分もあればできますので、今すぐやりましょう。
とはいえ、紙に書いて目標が達成されるだけならば、
こんなに簡単なことはありません。
残念ながら、自分の目標は、自分の行動で達成しなければ、
なりません。
計画通り進んでいるものは、その調子で。
計画どおりでないものは、テコ入れが必要です。
今日の本題として、そのコツを何点かご紹介したいと思います。
シンプルに3stepです。
1.振り返って、目標達成の必要性を考え直す
その場のノリで目標を立てたものの、本当は別に重要ではない
目標もあったりします。
そして、時間の経過とともに重要でなくなるものもあります。
目標を達成するためには、その前提となる目的が必要ですが、
その目的が失われたり、そもそも目的がなかったりする場合です。
(英会話を習うとか、毎朝ジョギングするとか・・)
これらは、スパッと止めてしまいましょう。
2.なにをするか明確にする
この時点で残った目標はやるべきものです。
しかし、やってない。
とすると、1番大きな理由は・・
“目標を達成する手段が行動できるレベルに落ちていない”
ではないでしょうか。
ジョギングだったら、自分がすればいいハナシです。
コントロールできます。
対して、新規顧客獲得は、相手があることですから、
コントロールはできません。
これをコントロールできる状態に変換する必要があります。
たとえば、飛び込み営業を1日100件する、とかです。
(飛び込み営業を推奨している訳ではありませんよ、念のため)
このように自分(たち)でコントロールできる行動に落とせば、
「できる・できない」ではなくて、「やる・やらない」の
レベルで目標を語れるようになれます。
実は、一見ここでないようで、ここで止まっているケースは非常に多いです。
例えばFAXDMを毎日100枚送るという行動をするとします。
これ自体は確かにコントロールできるはずなのですが・・・、
・DMの出しかたが分からない
・DMのコピーの書き方が分からない
・クレーム対応の方法が分からない
などなど、実際に行動することの前提となる知識やノウハウが
抜けていたりするケースです。
別な言い方をすれば、What(なにをするか)は決まっているが、
How(どうするか)がぼんやりしているケースです。
この場合、落とし込んだ行動の粒が粗いので、
もっと細かく分解します。
DMの出し方を学ぶ→DMの出し方を練習する→DMの出してみる・・
などです。
3.いつやるか明確にする
目標を立てたら、いつまでにやるか期限を切れとはよく言われます。
これも期限を切るだけで、目標達成できるならば、
こんなに簡単なことはありません。
残念ながら、自分の目標は、自分の行動で達成しなければ、
なりません。
なので、「いつまでにやるか」ではなくて、
「いつやるか」を決めます。
と、言った感じで、定期的に目標を見直すと、
未達成で終わることは劇的に少なくなることでしょう。
まずは今日、“1.振り返って、目標達成の必要性を考え直す”を
実践されてみてください。
あなたにとって、意味のない目標を捨てると、
あなたにとって、意味のある目標に集中できるようになります。