ラブレターとセールスレター

「この商品は売れる」と考えてしまうことは、ありますよね。
「このプロモーションはいける」なども同様です。

商品・サービスの企画開発するとき、
カタログやチラシ、コピーを作るとき。

商品・サービスへの愛情というか、
強い思い入れが必要です。

まさに、
「この商品は売れる」
「このプロモーションはいける」
という感覚です。

とはいえ、
その感覚のまま、
お客様に届くメッセージを発信するのは
極めて危険です。

なぜか?

いちばんの理由は、
商品・サービスへの感情が強い分、
顧客視点が弱くなるからです。

たとえば、DMを出す場合でみてみましょう。

ここ数日「勇気の出しかた」について書きました。

その勇気が沸々としている状態でDMを書くと、
どこか“アツい”レターになってしまいます。
この“アツさ”はとても重要です。

ラブレターならば、
情熱溢れるまま出すべきでしょう。

その場で封をして、切手を貼って、
ポストに投函します。
これで後戻りはできません。

しかし、DMをはじめ、セールスレターならば・・・

読み手からすると、その勢いのままのレターでは、
“テンション高すぎ”に映ります。

そこで、おススメなのが
「一晩寝かせる」
です。

一晩おいて、
冷静な目で読み返してみます。

「自分が、いきなり、このレターを受け取ったとしたら?」

すると、まったく気付かなかった
ヘンな言い回しや、
なにが言いたいのか分からないところや、
純粋な誤字脱字などに
気付くようになります。

そうすることで、最終的に
顧客視点に立ったメッセージに近づくことができます。

是非、お試しください。

追伸

この“一晩寝かせる”テクニックは、
コピーの世界では常識です。

しかし、ラブレター同様、
一晩置くと、勇気が萎むかもしれません。

だからこそ、
勇気が湧いているその瞬間にすべきは、
DM会社へ申し込むことです。

そうすることで、引っ込みがつかない状態
になれます。

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