広告の書き方でこんな間違いをしていませんか? 3
今日、お伝えすることが、ある意味で、
マーケティングとセールスの極意です。
別にわたしひとりの持論ではなく、
伝説のセールスマン、
伝説のセールスライター、
伝説のマーケター
みなさんクチを揃えて言っています。
さて、いきなりですけど、
最近、
お客さんと飲みに行った、
もしくは、会社の上司と飲みに行った、
もしくは、友達と飲みに行った
ときのことを思い出してみてください。
そのとき、どんな会話の内容でしたか?
誰か1人が、自分のハナシばかりを
延々としていませんでしたか?
肌感覚では、飲み二ケーションの現場の
95%以上はこんな感じです。
はい。
マーケティングやセールスを考えるうえで、
非常に重要なことは・・・
ヒトは、自分のことにしか興味がない
です。
他人の意見を気にする
他人の評価を気にする
他人にどう思われているか気にする
これらすべて、
相手は自分をどう見ているのか?
という、“自分”への興味が根っこにあります。
ですので、昨日の続きです。
【基本3】主語を、“あなた”にする
です。
自分に興味があるから、どうなるのか?
どんなワナにかかるのか?
広告の主語が“わたし”になります。
これが、よくある間違いです。
わたしたちの商品・サービスの、ここが優れている!
わたしたちは、これまで○○の実績をあげてきた!
意地悪くいえば、自慢話です。
お酒の席ならば、立場の強弱で、
黙って聞いてくれるかもしれません。
でも、広告では、別なものに
パッと目を移して忘れ去ります。
なぜなら・・・
読み手もまた、自分ことにしか興味がないからです。
なので、
わたしたちの商品・サービスの、ここが優れている!
⇒あなたは利用することで、これだけハッピーになる。
わたしたちは、これまで○○の実績をあげてきた!
⇒あなたにとっても効果がある。安心してほしい。
といった書き方に変えなくてはなりません。
まあ、それほど、くどくど言わなくてもご理解いただけたと思います。
ですが、一番、大切なのは、
“ヒトは、自分のことにしか興味がない”
です。
お客様は、自分のことしか興味がありません。
そして、あなたも自分のことしか興味がありません。
だから、つい、油断をすると、
スグに主語が“わたし”になる、というところを
心に留めておいてください。