ビジネスモデルは役に立たない
理論と実践は、どちらも大切なのですが、
勉強のし過ぎも、これはこれで問題です。
新しいビジネスモデルの作り方を覚えても、
それで売上があがるわけではありません。
顧客に価値を提供すれば、
料金を支払ってもらえるのかというと、
残念ながら、そうでもありません。
と、いうわけで、
たまには、
理論やノウハウなどは、
全部、忘れてみましょう。
最近、いろいろなところで、
ビジネスモデルとか、
ビジネスアイデアについて、
相談をされます。
それぞれ“新しさ”はあるのですが、
わたしがする質問はいつも2つだけです。
「誰がおカネを払うヒトの?」
「なんで、そのヒトはおカネを払うの?」
そもそもマーケティングなんて言葉が生まれる、
遥かずっと以前から、
“商売”自体は成立していたのです。
販売不振に悩む、斜陽産業の社長は、
広告費に1円も払いませんが、
神社の熊手には1万円を支払うのです。
シンプルに考えましょう。
インターネットとかシステムとかは、
一旦忘れましょう。
相手はヒトです。
あなたに売上をもたらすのはヒトです。
【ビジネスを生み出す魔法の3つの質問】
あなたの商品・サービスを喜んで買っていくヒトは誰ですか?
そのヒトが喜んでいるのは何故ですか?
そのヒトをもっと喜ばせるために、あなたに出来ることはないですか?