差別化できない理由2
昨日に引き続き、差別化について。
あなたも、自分でビジネスをされていれば、
同業者の状況を気にしますよね?
いきなりですけど、
差別化できない理由の2ツ目は、
・同業者を気にする
・そして、同業者のマネをする。
です。
同業者のマネをしたら、どうなりますか?
当たり前ですが、同業者と同化します。
これでは差別化の真反対です。
そんなことは恐らく、
あなたも理解しているものと思います。
でも、よく思い出してみてください。
新しい何かを始めようとするとき・・
市場やトレンドを調べるなどして、
熟慮に熟慮を重ねた末、
結局、先行他社のマネになっていませんか?
と、いうのも、実は無理はありません。
そもそも、真に革新的なことなどは、
スモールビジネスが取り入れるべきではありません。
リスクが高すぎます。
では、どうすればよいのか?
答えはシンプルです。
“異業種の巧く行った方法をマネする”です。
これまた、知っているケドやっていない。
分かっているけど、できないシリーズです。
同業種を真似すれば、パクり・二番煎じと貶されます。
異業種を真似すれば、革新的・斬新と評価されます。
たとえば、よくある事例は、ドライブスルーです。
車に乗ったままで買い物ができる、あのドライブスルー。
ハンバーガー店やコーヒー店で有名なあれです。
ハンバーガーチェーンAがドライブスルーを取り入れたから、
ハンバーガーチェーンBがドライブスルー取り入れたとしたら、
これはパクリですよね(可愛いものですが・・)
では、最初のハンバーガーチェーンは、
どこからドライブスルーを取り入れたのでしょうか?
アメリカの事例ですが、答えは銀行窓口といわれています。
アメリカでは銀行窓口の方が先にドライブスルーをしていました。
それをハンバーガーチェーンが取り入れた、というワケです。
ちなみに、日本で最初にドライブスルーを取り入れたと言われているのは、
役員が、アメリカ視察でドライブスルーをみて触発された山本海苔店だと
いわれています。
日本で最初にドライブスルーで売られたモノは“海苔”でした。
(ウィキペディア情報によれば)
FSP(Frequent Shoppers Program)、カンタンにいうと、
ポイントカードや会員カードも同様ですね。
ある業種で効果があったものは、
他の業種でも取り入れられていきます。
さて、ここで疑問があると思います。
・・・自分自身は、異業種から真似して、
革新的・斬新と評価されたとしても、
同業種に真似をされてしまったら、
結局は差別化にならないのでは?
このあたりは、また後ほど。
まずは、本日のトコロは、
・あなたのビジネスを差別化するには、
・異業種の巧く行った方法を取り入れよう
だけ、覚えておいてください。
ではまた。