問題もビジネスもシンプルに考える?

問題はシンプルに考えましょう。
ビジネスはシンプルに考えましょう。
物事はシンプルに考えましょう。

いずれか耳にしたことがあるかと存じます。

そりゃそうだ、と思われるかもしれません。

とはいえ、自分のことは、
なかなかシンプルに考えることは難しいものです。

ついつい複雑に考えたり、
なにか特別な事情だと思ったり、
自分(または、自分のビジネスもしくは本件)だけは
違うと思い込んだり・・・。

どういうわけか、そう思ってしまいます。
実は、わたしもそう思ってしまう節があります。

そして、ユニークに差別化しましょう、といえば、
これまた、そりゃそうだ、と思われると思います。

 

さて、別の記事で書こうかとおもったのですが、
リブセンスという会社の株が下落してニュースになっています。

リブセンスをご存じない方のために、簡単に補足します。

リブセンスは、ジョブセンスというアルバイト求人サイトを運営する会社です。
ジョブセンスは成功報酬で求人を募る側のリスクを減らし、
かつ求職者の採用が決まればお祝い金を出すシステムでした。

既存の求人ビジネスからは、ぱっと見で差別化できていて、
かつ利用者側にもメリットがあります。
(転職サイトのシステムを、アルバイトに持ちこんだように見受けられます)

こうしてリブセンスは、2012年10月に東証1部上場。
史上最年少での上場として話題になりました。

 

さて、そのリブセンスが、業績不振で株価下落。
Googleからペナルティを受けたことがそもそもの原因、と言われています。

サイトがGoogleにペナルティを受ける(?)
→オーガニック検索(普通の検索)での順位が下落
→アクセス数が下落
→成約数が悪化(売上減少)
→TVCMやPPC広告で対策
→広告費急増(利益減少)

という流れだと言われています。

 

・・・ここまで読まれて、あなたはどう思われますか?
なにか違和感はないでしょうか?

差別化したサービスを提供していて、かつ上場までしていて、
SEOに振り回されるというのは、明らかにオカシイ感じがします。
(差別化できていないサービスなら納得ですが・・)

また、競合が成功報酬やお祝い金をマネして、
差別化要素がなくなった、というワケでもないようです。
(ただし、実際にはどうなのかわかりません)

シンプルに考えて、あなたはどう思われますか?

・そもそも差別化が有効ではなかった?

・差別化はできていたけど認知に課題があった?

・それとも、そもそもビジネスに差別化は必要ない?

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