目標未達成を予防する方法4

5月が終わりました。
4月からの目標を立てた方は、2カ月が過ぎました。
この2カ月のアウトプットの延長線上に、12カ月分の成果があります。

さて、今日から5カ月前まで時計を巻き戻してみましょう。
2013年大晦日。
もうちょっと出来たのでは、と反省はありましたか?

そして2014年の新年の抱負。
今年はこれをやるぞ、と気持ちも新たに自分に誓ったことはありますか?

5カ月が経ちました。6月が終わると、今年の半分が終わります。
進み具合はどうでしょう?

もし、「ばっちり!」という答えでないとしたら、
今日の話は役に立つかもしれません。
というわけで、月末・月初恒例の、目標未達成を予防する方法シリーズです。
(復習までに、前回前々回前々々回はコチラです)

さて、今回は・・・
やる気があるのに、進まないトキへの対処です。

コレが一番大切だ、とわかっているのに、
なかなか始めることができない。

もしくは、はじめてみたけど、
すぐに行き詰る。

行き詰まりはしないけど、
正しくできているのか、
このまま進めていて
よいのか不安。

こんな経験はないでしょうか?

安心してください。
わたしは、よくあります。

さて、このようなとき・・・
実は、原因はいろいろありますから、
対処方法もいろいろあります。

でも、たいていの場合の原因は、

・ゴールが明確でない

もしくは、

・方法や手順が明確でない

のどちらかではないでしょうか?

実は、この2つは関連しています。

たとえば、ビジネスならば、

大きなゴールが、今年の売上、だと仮定します。
すると、小さなゴールは、今月の売上などになります。

小さなゴールの達成の積み重ねが、
大きなゴールの達成に繋がる。

ここまでは、「はいはい、そうですね」の世界だと思います。

では、小さなゴール“今月の売上”のための、
さらに小さなゴールを設定してください、
というと、結構、詰る方がいます。

なぜならば、
“小さなゴール=目標=現状+α”であり、
肝心な“+α”の中身が不鮮明だからです。

別な言い方をすると、
“+α”のための計画(方法や手順)が不明確だからです。

例えば、
毎月の売上を1,000万という目標を立てたと仮定して、
既存のお客様から見込める売上が800万だとします。
では、残りの200万はどうするのですか?
ということへの回答がない、ということです。

「新規のお客さまを獲ります」となったとしても、
では、どうやって? で、また詰ります。

この詰りを解消しない限り、
今月の目標マイナス200万でした、
来月は、現状プラス400万でがんばりましょう。
となって、
さらに翌月には、現状プラス600万で挽回できます。
さらに翌々月には、現状プラス800万で挽回できます、
って、そりゃ今月いきなり売上2倍にするってことですか?
といった無理な目標設定になっていき、結果、未達となります。

そして、では何故、目標未達に終わったのか、と反省すると、
頑張りが足りなかった とか
目標自体に無理があった とか
八方塞がりに終わります。

目標未達“あるある”ではないでしょうか?

ですから、大切なのは、方法や手順です。

方法や手順が不明確だから詰るのです。

そして、方法や手順はなにも都度、発明する必要はなく、
どこかで誰かがすでに試しているハズです。
つまり、調べれば、方法や手順は手に入ります。

そして、もし、方法や手順がわかれば・・
その方法や手順のひとつ、ひとつの達成が、
ゴールになります。

と、いうわけで、
やる気があるのに、先に進まないときは、
“方法や手順”が不明確なことによる
課題がないか見直してはいかがでしょうか?

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