目標未達成を予防する方法5
6月が終わりました。
4月からの目標を立てた方は、3カ月が過ぎました。
この3カ月のアウトプットの延長線上に、12カ月分の成果があります。
さて、今日から6カ月前まで時計を巻き戻してみましょう。
2013年大晦日。
もうちょっと出来たのでは、と反省はありましたか?
そして2014年の新年の抱負。
今年はこれをやるぞ、と気持ちも新たに自分に誓ったことはありますか?
6カ月が経ち、今年の半分が終わりました。
進み具合はどうでしょう?
もし、「ばっちり!」という答えでないとしたら、
今日の話は役に立つかもしれません。
というわけで、月末・月初恒例の、目標未達成を予防する方法シリーズです。
(過去記事を読まれたい場合は、右の検索フォームに“目標未達成”と入力して検索ください)
さて、今回は・・・
計画を少しでも思い通りにする方法です。
では、早速いってみましょう。
やること自体は極めて簡単です。
(ただし、簡単の意味するところは、イージーではなくシンプルです)
目標達成のプロセスのすべてに対して、
あなた自身のコントロールできる範囲を、
ひとつでも増やしてください。
増やした分だけ、計画は思い通りになります。
別な言い方をしてみます。
言いたいことは同じことです。
あなたの目標達成のプロセスから、
「もし、“誰か”が、もっと○○してくれたら」
という、淡い期待を1つでも多く排除してください。
それは自分の責任でやってください。
責任を負った分だけ、計画は思い通りになります。
さらに別な言い方をしてみます。
言いたいことは同じことです。
あなたのビジネスは、あなたのものです。
よくない状況や結果があったとしても、
社会や政治や経済や誰かの所為(せい)ではなく、
すべてあなたの所為です。
今年の目標達成が黄色信号だとしたら、
それは、あなたの所為です。
つまり、あなたの所為だからこそ、
状況や結果を変えることができます。
なんだか精神論みたくなりましたので、
実践的なハナシにします。
“タダ”で、誰かに、何かを、お願いしているならば、
そこには一切の期待をせず、計画から切り離すことです。
たとえば、「うちは新規のお客様は紹介が9割」というのであれば、
新規客の予測から、その9割は除外してください。
なぜなら、その紹介自体がコントロールできないからです。
(綿密に計画された紹介システムを構築していればハナシは別です)
たとえば、営業マンを雇っているけれど、フルコミッション契約
(完全成果主義)だとしたら、その営業マンからの売上は、
売上予想からは除外してください。
同様にその方の成果をコントロールできないからです。
たとえば、あなたが誰かと業務提携(ジョイントベンチャー)を
するとしたら、相手が動くことによって得られる結果は、
すべて計画から除外してください。
パートナーは動きません。
そして計画を、あなたと、あなたが直接雇った(投資した)者のみで
推進できるように策定します。
その投資に見合わなければ、その誰かを“クビ”にしてください。
(とはいえ、その誰かに、80点以上を期待しているならば、管理者として反省してください。50点の働きでもビジネスが回るようにするのが、あなたの仕事です。もちろん、あなた自身の働きが50点でも、です)
法やその他の事由でどうしても“クビ”にできないならば、
計画からは外してください。
もし、あなたが「○○が・・」と、自分以外のヒトや何かについて問題を言及したくなったら・・
そこが、あなた自身の中にあって、あなたが抱えている問題ポイント&改善ポイントです。
つまり、(意識的か無意識的かはともかく)あなたがコントロール“していない”ポイントです。
そして、あなたが、そのポイントからコントロールを取り戻すことで、
その分だけ、計画は、あなたの思い通りに進むようになります。
下記が、最も重要な点です。
現状、あなたがコントロール“していない”だけなので、
その気になればコントロールは“できます”。
ですから、あなたは自分の目標を思い通りに“できます”。
今年も後半戦、がんばっていきましょう。