目標未達成を予防する方法7

9月が終わりました。
4月からの目標を立てた方は、6カ月が過ぎました。
この6カ月のアウトプットの延長線上に、12カ月分の成果があります。

さて、今日から9カ月前まで時計を巻き戻してみましょう。
2013年大晦日。
もうちょっと出来たのでは、と反省はありましたか?

そして2014年の新年の抱負。
今年はこれをやるぞ、と気持ちも新たに自分に誓ったことはありますか?

9カ月が経ち、今年の四分の三が終わりました。
進み具合はどうでしょう?

もし、「ばっちり!」という答えでないとしたら、
今日の話は役に立つかもしれません。
というわけで、月末・月初恒例の、目標未達成を予防する方法シリーズです。
(過去記事を読まれたい場合は、右の検索フォームに“目標未達成”と入力して検索ください)

さて、今回は・・・
「適度に諦める」ということです。

継続はチカラなり、とはいいますが、悪い習慣の継続は、悪い結果に繋がります。
そして、悪い習慣ほど、それを矯正するのはタイヘンになります。

ところで、あなたが目標達成のためにとっている行動は、
本当に、正しい行動、そして正しいやり方なのでしょうか?

たとえ、少し前に正しい行動、やり方だったとしても、
たとえ、他の誰かにとっては正しい行動、やり方だったとしても、
いま現在、あなたにとっても正しいという保証はあるのでしょうか?

イチロー選手も、全盛期ですら毎年のように打撃フォームを改造していました。
イチロー選手のミッションは、チームを優勝させることです。
そのために試合に勝つこと。そのために打者としての自分は、多くヒットを打つこと、出塁することが目標となります。
そのための手段である打撃フォームは、別に変わってもよいのです。

賞賛すべき粘り強さというものはあります。
この手の逸話では、エジソンが電球を発明するのに1万回失敗をしたハナシは有名です。
ですが、注意していただきたいのは、エジソンはなにも“失敗した実験”を1万回繰り返したワケではありません。
正しくない手段を早々に見切って、次の手段を試したに過ぎません。

さて、あなたは、“失敗した実験”を繰り返していないでしょうか?
(正直いうと私は、諦めが悪いので、しょっちゅうコレをしています)

ですから、適度に諦めましょう。
これは、長い目で見た試行錯誤です。

納得するまでやってダメなら、次にいきましょう。
そして、納得するまでそれができていないのだとしたら、
それもまたひとつの結果(実行力に課題とか)です。

うまく行っていないことには、うまく行かない理由があるものです。

適度に諦めましょう。

「諦める」という言葉に抵抗がある方は、
「なにかを変えてみる」と考えてください。

ただ、ときには「諦める」という言葉のとおり、
悲痛な決断を迫られるときもあります。

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