脳科学がマーケティングに効く理由
なんどか記事にしたかもしれませんが、私は
脳科学や行動心理学に立ったマーケティング手法が好きです。
というか、ちょっとマニアなトコロもあります。
お客様の脳が嬉しくなるように、
ちょっとした言葉の使い方や、値段の表現方法を変えるだけで、
売れ行きが異なってきます。
しかもコストはほとんどかかりません。
(勉強したり、プロを雇ったりの費用は別で考えると)
そして、なにより脳科学や行動心理を取り入れると、
2つの意味で効果があるからです。
ひとつ。
購買を決定するのは、顧客の心理です。
ですから、もっと売れるようにするために、
顧客の心理、そのベースとなる脳科学を学ぶことは
理にかなっているからです。
もうひとつ。
顧客の心理にフォーカスすることで、
売り手目線を離れて、自ずと顧客視点で
物事を見ることができるようになるからです。
(こちらの方が大きいかもしれません)
たとえば品質勝負をしているビジネスが、
「うちがナンバーワン」と言いたい気持ちはわかります。
ですが、「うちがナンバーワン」と伝えた時に、
お客様はどう感じるでしょうか?
・お前もか/みんなそういう
・ウソだ/騙されるものか
みたいに捉えられてしまっては、
望む“結果”は得られません。
ですから、「うちがナンバーワン」と言いたい気持ちを、ぐっとこらえて・・・・、
「どうやったら、うちがナンバーワンだとお客様に思ってもらえるだろうか」
と静かに考えます。
このときに役立つツールになるのが、行動心理学だったり脳科学だったり
するワケです。
あれこれ工夫してテストするとはいいますが、
そのあれこれのヒントを与えてくれます。
たとえば・・・
うちのトップページに赤ちゃんの画像がなぜかあります。
あれの狙いってわかりますか?
ひとつ。
もちろん“イチから~”のタイトルのとおり、
(マーケティングの)赤ん坊レベルでも大丈夫・・ということを
暗にイメージしてもらうためです。
もうひとつ。
赤ん坊の視線には、閲覧者の視線を誘導する効果があるからです。
具体的には、“おススメ無料コンテンツ”へ
サイト訪問者の視線を向けるようにしています。
このようなちょっとの違いで反応率が変わってくるのですから、
面白くて、たまらないと思いませんか?
(わたしだけ?)