BtoB新規開拓の仕組み作り
今日は、BtoBを前提とした新規開拓の仕組みづくりについて書いていきたいと思います。
先に、残念なお知らせです。
「これさえやれば絶対に顧客がとれる効果実証済みの方法」というのがあったとして、
それが本当だとしても、あなたはそれを信じるでしょうか?
ちょっと冷静な目で注意深く眺めてみれば、そんな万能な方法は幻想だとわかるはずです。
取り扱う商品・サービスも異なれば、市場の成熟度も異なります。
なにより顧客が変わるのです。
方法、つまりハウツーが具体的になればなるほど、応用する必要性が減るので、
すぐに自分のビジネスに取り込むことができます。
ただし、その反面、ハウツーで効果を出せる前提条件も厳しくなるので、
ただ、そのままやってうまく行く確率はほぼゼロです。
これに対して、ノウハウというよりは定石に近いようなもの
(たとえば、顧客視点で商品・サービスを組立ようとか、
人間心理に根差した訴求をしようとか)
は、
自分のビジネスに取り込むには、応用力とトライ&エラーが必要です。
ただ、きちんと取り込むことができれば、その威力は絶大です。
いつの時代でも、顧客視点と人間心理だけで人を騙す詐欺師が
いなくならないことが、なによりの証左です。
ちなみに、ビジネスと詐欺の違いは、極端にいえば、
約束を守るか守らないかの違いだけです。
さて、ここからがいいニュースです。
つまり、あなたが自分のビジネスに対して、
勉強熱心で、応用力を働かせ、粘ることができるのならば・・・
詭弁ではなく、望むように顧客を得ることができるようになるでしょう。
今日するのは、そのような方へのヒントです。
ヒントといっても結構具体的に書きます。
ただし、それをそのまま取り入れないで、応用してください。
盗むべきは、考え方の方です。
ではいきます。
BtoB新規開拓の仕組み作り その1
『うまくやっている同業他社の新規開拓の方法を、とりあえずそのまま真似してみる』
おっと、いつもの差別化しろという主張と真逆に感じるかもしれません。
ただ・・・
”同業他社の真似をして、それでうまく行くなら、それでOK”
ではないでしょうか。
別に、新規開拓の方法なんてあくまで”手段”です。
”目的”が達成できるのならば、”手段”へのこだわりなんて
二の次です。
ただし、これで、満足いく結果を得られているのだとしたら、
あなたは別にこの記事を読んでいないことでしょう。
ですので、それはやったよ、ダメなんだよ、という方はどうするか、
それを次回はご紹介していきたいと思います。