季節を意識したマーケティング
季節を意識したマーケティング
明けましておめでとうございます。
1月5日です。ビジネスオーナーの方にとっては、年末年始もお仕事という方もいらっしゃるかと存じます。とはいえ、一般的な平日営業の会社の場合は、明日から仕事はじめという方が多いのではないでしょうか?
今日も、ご覧になっていただき、ありがとうございます。
昨日は、マーケティングのテストを繰り返すことで、反応は確実にあげられるということを書きました。
さて、実はいまこのタイミングは、マーケティングを学ぶチャンスであります。
例えば、昨日から例にあげているFAXDMについて、いまこのタイミングで送付するのは反応率にとってプラスに働くでしょうか? それとも、マイナスに働くでしょうか?
一般的にいえば、マイナスに働きます。
ですが、それはあくまで一般的なハナシです。
あなたのビジネスではどうでしょう?
FAXDMはあくまで例ですので、広告宣伝でも、アポとりでも、セールスでも、あなたのビジネスにあわせて考えてみてください。
あなたのお客様は、年始、どのような状態で仕事を開始しているか想像してみてください。
郵便ポストの状況は?
パソコンをあけてメールボックスの状況は?
FAXの受信トレイの状況は?
インターフォンからの来訪者は?
かかってくる電話の内容は?
そしてアタマの中の状況は?
スタッフのやる気の状況は?
外出しなければならない要件は?
真っ先に処理しなければならない要件は?
もし、想像が難しければ、ご自分の状況で考えてみてください。
もしくは、せっかくだから、明日、実際に確認してみてください。
あなたのビジネスのことは、あなたが最も理解しています。
どんなマーケティングやセールスのプロも、“あなたのビジネス”のプロではありません。
“あなたのビジネス”のプロは、あなただけです。
ですから、あなたが根拠をもって立てた仮説は、きっと正しいです。
想像できたら、あとは、効果的かどうかを判断してみてください。
FAXDMが効果的でないのは、きっとFAXの受信トレイが、年末年始の大量のFAXにまみれているからです。
忙しくてバタバタしている状況で電話をしても、後にしてくれと思われるのがオチです。
一般的には。
ですが、繰り返しになりますが、あなたのビジネスでは同じかどうかはわかりません。
考えればシンプルなハナシですが、
年始の挨拶客が列をなしているところに、ご年始挨拶に行っても、その他大勢と同じです。
しかし、誰も年始の挨拶客がいないところに、ご年始挨拶に行けば、「あそこだけは来てくれた」と思っていただけるわけです。
年始、あなたのビジネスにとって、効果的になるアクションはなんでしょう?
はたまた、効果的ではないアクションはなんでしょうか?
いうまでもないですが、年始にやるべきは効果的なアクションです。