売る順番でこんな間違いをしていませんか?2

士業の方の顧問契約や、受託開発をされる方の大型案件など、「それが楽に売れたら苦労しない」という商品・サービスはどなたでもお持ちだと思います。
(お持ちでなければ、作りましょう)

しかし、それを真っ先に売ろうとすると、厳しい営業を強いられることになります。

もし、この文章をお読みの方で、「いやいや、自分のところは、売りたいものからバンバン売れてまったく困っていない」という方がいらしたら、いますぐブラウザを×して、その調子でご自身のビジネスを進めてください。少なくとも、この記事は役には立ちません。

そこで、昨日は、ツーステップマーケティング(マルチステップマーケティング)化して、先に出塁率の高い集客商品(フロントエンド)を売りましょうという話をしました。

さて、1番バッターが塁に出たら、次に2番バッターがすることは何でしょう?
「狙うはホームラン。初級からフルスイング」ではないですよね?

はい。顧問契約や大型案件や長期契約を持ち出すのは、まだ早いです。

専門的には、ナーチャリング、もしくはリードナーチャリングといわれる見込み客の啓蒙・教育・育成を行います。
個人的には、この啓蒙とか教育とかいう言葉は、売り手側の視点が強い言葉なので好きではないのですが、
いいかえれば、売り手(あなた)の商品・サービスの価値をちゃんと理解してもらえるようなプロセスだと理解していただけたらと思います。

さて、2番バッターから学びましょう。
2番バッターの仕事は、1塁ランナーの進塁です。
つまり、一番シンプルなことをいうと、フロントエンドを使って、そしてそこから価値を引き出してもらうことです。

フロントエンドは、無料サンプルでも、資料請求でも結構です。
あなたの想像に反して、もらった側の状態は「そもそも開けない・見ない・試さない」です。
この状態を理解すれば、「無料サンプルや資料請求は送った。それは済んだ(理解してもらえた)」と考えるのは、先走りということがご理解いただけるでしょう。

2番バッターのやることは、盗塁の時間を稼ぐ、送りバントでランナーを進めることです。

同様に、フロントエンドの商品・サービスが塁に出た(つまり、お客様の手元に届いた)後に、あなたがやることは・・・?

啓蒙・教育なんて難しいことを考える前に、まず、フロントエンドを利用させることです。
これが二次的に単純接触効果(ザイアンス効果)をも生みます。

この後で、ようやくクリーンナップの出番です。

続きます?

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